こんにちは。
とある昼下がり、
いきなり赤ワインのような尿が出ました。
ヤバさを示すには十分過ぎる程の暗赤色。
水洗の水たまりで薄まるも、透明度は0。
「ふむ・・・、ついに来たか・・
また、ちんちんマッサージされるのかしら・・」
などと思いながら、病院へ。
過去、尿路結石で、それなりの地獄を見た経験があるのですが、
今回は、それに準ずるようなハッキリとした痛みはない。
日常的に、腰がチクチクする事はあるのだが、
すぐに治るし、単なるヒステリーかもしれない。と思う程度である。
病院では、とりあえず検尿。
さっき出したばっかなんだけど。と思いつつ絞り出す。
当然どす黒い。
直カップな分、さらにどす黒く見える。
珍しい色なので、SNSにアップしようかとも考えましたが、
キモオジの汚物など見たく無いわな。って事でやめときました。
カップを提出し、問診。
痛くない旨。
過去に尿路結石の経験がある旨。を伝える。
その後、超音波エコー。
ヌルヌルで冷たくて、グリグリとツボに入ると痛かった。
腎臓、膀胱あたりを丹念にグリグリされた気がする。
腎臓に石灰質が認められるとの事。
腎臓の変形や膀胱に異常は認められないとの事。
その後尿検査の結果がでる。
潜血 3+
ケトン 3+
ビリルビン 3+
たんぱく +
なんか、主張の激しい結果になってるなあ・・と思いつつ話を聞く。
ケトンは糖質制限だろう。
たんぱくは、しこったっけ・・?よくわかんない。
潜血があるのは当然として、
問題なのはビリルビン。
肝臓を疑われる。
心当たりは、ありすぎる。酒の飲み過ぎですね。
という事で、血液検査。
注射器の中に自分の血が貯まっていくシーンと音が苦手なため、
採血中は目を閉じ、シューハーと呼吸音を出して誤魔かす。
採血1分程度ならば、
問題なく耐え切る事が可能なのですが、
今回は異様に採血が長い。
5分くらいは続いた気がする。
完了まではギリギリ耐えたのですが、直後に意識を失った。
久々に死亡した感覚を味わった。
無から、頭にじゅわじゅわとした意識が戻ってくる感じ。
とてつもなく強烈な眠気を感じ、視界も暗いのに眠れない。
そして、ひたすら気持ち悪い。発熱に換算すると40度くらいの感覚。
なぜそうなったのかは思い出せず、
そもそも思い出そうという考えにさえ至る事が出来ない。
時間で意識が戻るも、体の動きは鈍く、気持ち悪さは回復しない。
しばらく寝かされる事に。
気持ちの問題なのはわかっていますが、どうにもならない。
厄介なものです・・。
その間に、血液検査の簡易的な結果が出る。
ALTとCRPがわずかに高い。(他は正常範囲)
後日、病院に再訪し詳細な結果を聞く。
特にヤバイ病気は見つからなかったようで、
経過観察にしますとの事。
また、肉眼的血尿(赤ワイン)が出たら来てね。
という事らしい。
原因わかんないので、悪化させてから来てください。
という事でしょうか。
などとゴネても仕方ないので、お礼を述べ素直に帰る。
そこから尿の色が気になって、
毎回チェックしているわけです。
赤ワインの再発は無いのですが、
以前に比べて明らかに茶色い。
酒飲んで大量に尿を放出すると、
どちらかというと色薄いのがでるじゃ無いですか。
しかし茶色いんです。
大量に紅茶みたいなのが大量。
なんか普通じゃ無い気がするので、
禁酒実験を行う事にした。
んで3日たつわけですが、相変わらず茶色い。
肉眼的血尿なのかはっきりしませんが、色は明らかに変です。
そして4日目にピンク色の血尿が出た為、病院を再訪。
たんぱくにノイズを出したく無いので、しこらずに病院へ。
尿検査の結果は、
潜血3+のみ。
他は全て正常範囲。
腎結石の可能性が上昇し、
経過観察を継続との事になった。
ビリルビンも出てなかったので、
禁酒は解除しました。
にしても、
ちんちんから赤ワインが出ると不気味です。
どうにもならんよなあ。
やれやれ。