こんにちは。
最近ニュースで、VTuberが人気と見かけたので、どんなものかとチェックした。
その過程で、陰キャの心理を、かなり正確に表現している動画に出会ったので紹介しようと思う。
エクス・アルビオというVTuberの動画なのですが、
陽キャに振舞っているのですが、ボイスチャット(VC)に入る所での、陰キャ表現がリアルです。
長い動画なのですが、飛ばし飛ばしに見ても良いと思います。
(該当の箇所は2:25:00〜2:35:00くらいまで。)
マインクラフトと言うゲーム。
彼は、他のプレイヤーと通話でコミュニケーションを取ろうとせず、文字のみの意思疎通で、一定の距離を保ちながらプレイしていた。
彼は、仲間と共同作業をしていた。
作業にはボイスチャット(VC)が使われており、彼以外は皆参加していたが、彼だけは参加せず。
一人だけ、ゲーム内の文字チャットを使用。
話せば一瞬なのに、文字で伝える。
そのコミュニケーションは不便に見える。
彼は、ソロプレイヤーですが、
陽キャ風な声と、思い切りの良い行動により、コミュ充な若者。
と言う風にも見えない事もないかもしれない。
その(一見コミュ充に見える)彼が、VCに参加せず、
全体の作業効率を下げているかもしれない事が、
一部リスナーの苛立ちを買ったようです。
自分勝手な考えで、全体の輪を乱し、効率を下げている。
と、執拗にグループVCへの参加を煽られ続ける。
彼は、「慣れてきたらVCする。」と、簡単な独り言を発するのみで、
チャットのみによるコミュニケーション継続を貫くが、
一部のリスナーのイラつきが、さらに増す。
しかし、リスナーにVC参加を煽られ続け、彼は追い詰められたのだろう。
ついにVCに参加する事に。さらに聞き専ではなく、通話もありで参加する事に決める。
彼は、VCに参加。
VCグループが楽しく会話をしているのが聞こえてくる。
そこで彼の雰囲気が豹変する。
彼の声のボリュームが下がる。
小さな声で、VCグループに挨拶をする。
VCグループの参加者達は、
おそらく彼に何かしら好意的な気持ちがあり、彼に話題を振ってくれるのだが。
彼は、ぼそぼそと話題をキャッチするのみで、話は全く広がらない。
彼がダメージを継続的に受けていくのを感じ取れる。
程なく彼は、完全に静かになってしまった。
彼は、VCをミュートにし、通話からは離脱、会話を聴くのみに止める。
この時の彼のセリフ、「これだけは勝てる気がしない。」
大ダメージを受けている様子が伺える。
その後も自虐的なセリフが続く。
VCから楽しげな掛け合いは継続して聞こえてくる。
彼は、その流れてくる会話を、ただただ黙って聞くのみ。
楽しい会話内容のはずなのだが苦しく感じる。
彼はVCを完全に離脱した。
その後しばらく、彼のテンションがとてつもなく下がる。
だが、彼は配信者である。
それでも配信を続け、少しづつテンションを回復してこうと努力している姿が、また心をうつ。
彼のその一連の変貌に、リスナー側もすっかり意気消沈。
彼を煽っていた者は居なくなり。彼に謝るものが大量に出る始末であった。
陽キャ風味の彼が、まさか、大人数会話にうまく混ざれないほどのコミュ障とは思わなかったのだろう。
彼自身は、陰キャでコミュ障の自覚がある。
そして、リスナーの無意味な要求はスルーできる能力を持っているように見受けられるが、今回はそうしなかった。
おそらくは、彼にとって無意味な要求ではなかったのだろう。
大人数でコミュニケーションできた方が良い。と言う考えがあり、配信者としてリスナーの期待に答えたい気持ちもあったのではないかと思う。
希望と責任によって、彼はチャレンジした。が、うまくいかなかった。
動機とその結果に、非常に良く共感できる。
一部のリスナーの空気が読めなさと、
VC参加者の中に、コミュ障を拾い上げられる程の強者が存在しなかったと言うのも現実感を感じさせる。
VCに通話で飛び込むと言う事は、どう例えれば良いだろうか。
同級生のクラス替えで、すでに直接会話をした事のないグループに飛び込む。
と言うようなイメージだろうか。
または、新しいママ友グループの輪に入っていく。
と言うようなイメージだろうか。
コミュ障ならば、簡単ではない。
訓練が必要なシチュエーションでしょう。
私の場合、VC使ってゲームする事あるので、共感が半端なかったです。
今では初見でも挨拶と天気の話くらいはできるようになりましたが、
通話まで行けるようになるには、時間がかかるものです。。
通話を聞きながら文字でレスを返す方が落ち着くんですよね。
発言までに考える時間ができますし。
返答が難しければスルーしやすいですし。
VTuber動画も、なかなか興味深いものですね。
エクス・アルビオさん応援しております。
ではでは。