
「世界には自分しかいない」という話をお聞きしました。
その時はふむふむ。と思い、聞き流してしまいましたが、後から掘り下げてみると、その意味の深淵がつかめず、謎の気になるワードとなってしまいました。
Contents
用例
「世界には自分しかいないんだから、他人を理由に決める必要はないんだよ。自分本位で決めよう。」
という内容だったと思います。
おそらくは、何かを決定する時は他人の事を考えすぎず自分の意見で決めましょう。という趣旨だったのだと思います。
激励のお言葉だと思うので、ありがたいのですが、ちょっと意味がわからない部分があるというか、私の中で消化できず、日に日に謎が広がっていく状態です。
広がっていく謎
そもそもの問題が、他人に依存している
「世界には自分しかいない」という助言をいただくような問題の場合、問題の要素には必ず他人が存在していると思います。
世界には自分しかいないので、自分のみで完結できるような問題であれば、いちいち悩まないと思うんですよ。
問題が他人に依存しているから、自分だけでは完結しないから考えるのであって、そういう問題を解決させるには他人も巻き込む必要があると思います。
ただ、その巻き込ませ具合をどの程度にするのが望ましいのか。ひたすら考える。
自分本位で決めるという事
決定する際に、他人より自分を優先させるという事だと思います。
「世界には自分しかいない」の言葉通りなのであれば、自分の優先度は100%で問題ありませんが、「俺の為にしんでこい」「かしこまりました」のような関係でもない限りは、難しいのでは。と思います。
かの有名なジャイアンさんだって、「俺の為にしね。」とまでは言いませんよね?(いってましたっけ?)ゲンコツは軽く浴びせているのはよく見かけますが。
自分の優先度が100%にできるのなら、そもそも考えない
完全無視できる程度の人の為にあれこれ考えるなんて事は、想像もつかないです
自分の優先度を100%にはできないのだから、他人との折り合いをつけると思うのですが、他人の事を少しでも考えるのならば、やはり「世界には他人も居る」事になると思います。
まとめ
「世界には自分しかいない」と言葉は冒頭にもあるように、「最後は自分で決めてええんやで?」というような趣旨の激励の言葉なのだと思います。
思うのですが、言葉が微妙に感じてしまい、まだ悩んでます。
どう考えても、世界には自分と他人が居るんですよ。
あとがき
世の中なかなか難しいと思う今日この頃です。
ちなみにあまり、関係ないですが、漫画の「僕だけがいない街」は面白いです。
アニメも面白かった。映画もそこそこでした。