面倒だから投票に行かない。という人がいるのは仕方ない事かと思います。
ただ、投票したい人がいないから投票に行かないという人の場合、白紙でも無効票でもいいので、投票に行った方が良いと思いますよ。
年代別投票率が上がるので、長期的に見て投票の効果が現れる可能性があります。
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年代別投票率とは
20代30代40代・・・という風に、
10歳をひとまとめにしたグループ分けを行い、
グループ毎の投票率を計測したものになります。
基本的に年代が上がるほど年代別投票率が上がっています。人口母数を鑑みると、20代や30代は、60代の半分以下の投票数なのではないでしょうかね。
めんどくさいから投票に行かない人
投票に行かない理由としては、これが一番、隙がないんじゃないかな。と個人的には思っております。
他にしたい事あるし、投票する時間が勿体無い!と。
だるいから出かけたくない!と。
付け入る隙がないです。
そういう場合は無理して選挙に行かなくても、仕方ない事かと思います。
別に義務じゃないですからね。
ただ・・
投票したい人がいないから投票に行かない人
「投票したい人がいない」という理由で、
投票所に行こうと思えば行けるけど、
投票に行かない事を決めた方。
それは、ちょっと勿体ないと思います。
前評判で当選しそうな候補者が気に入らないのであれば、対立候補に入れるのが良いですし、
誰が受かっても問題ない。
と考えるのであれば、
ダーレーニーシーよーうかなー。と決めても良いですし。
何も考える必要はないので、
投票所に行って白紙投票するのをオススメします。
好きなキャラクターの名前やイラストでも書いて、無効票な投票をするというのでも、同じ効果があります。
白紙投票や無効票であっても
「投票する」
という行為は有意義な行為です。
完全な無駄にはなりません。
同年代の方の力になる行為であると言えます。
投票所に行くのと行かないので何が変わる
白紙投票するのと、投票に行かない事の違いですが、
その選挙の結果には何も影響を与えないので、
その選挙の結果だけを見るならば、全く違いはない。と言えます。
しかし、白紙投票をすると、投票した。という記録は残ります。
投票所に行くと受付がありますが、
受付完了した時点で、誰が投票に来た。という記録はされるんですね。
その記録をもとに
「年代別投票率」というデータが集計されるのですが、
この「年代別投票率」が後の選挙や政策に影響を与える事になります。
政治家は、「年代別投票率」を見て、
どの年代がどれだけ票を投じる能力があるのかを見積もります。
沢山投票する年代を重視した公約にすれば、
票を集めやすく、当選しやすくなるからです。
現状は、
基本的に年代が上がるほど、投票率が高いです。
高齢者社会言われるように、年代が上がるほど母数も多い。
高齢者向けに政治をした方が当選しやすいのです。
語弊を恐れず申し上げるならば、日本は多数決の社会ですから、母数が少なくて投票率の低い年代の意見は小さく弱い。
年代間で意見が分かれる政策
年代間で意見が分かれるであろう問題の代表格として「年金問題」があります。
現在20代や30代の方なんて、将来年金もらえるか分からないですよね?
ただ、50代や60代以上の方は、すでに年金もらっていたり、もう少しで貰えそうだったりと、年金問題に対する温度感は違うと思います。
例えば、若者向けの政策として、年金は、いますぐやめましょう!という候補者がいたとしても、20代30代の戦闘力は50代60代の4分の1程度。まず当選しようがありません。ですので若者向けの政策を語ること自体が無駄なんです。
ただ、全世代的に、投票率は下がっている傾向にあります。
そんな下げトレンドの中で、年代別投票率を上げるっていうのは、じわじわ効いてくると思います。
年代別投票率80%を超えるようになると。今まで、勝ち目がなかったような政策を持った人も立候補するかもしれません。投票したいと思える人が現れるようになるかもしれません。
投票所に行かないで、投票したい人が現れるのを待つだけではなく
投票所にはとりあえず毎回行って、「いい人出てきたら入れる準備はあるんだよ?」っていう意思表示。これができる年代は強いんじゃないかな。と思います。
あとがき
投票って地味なんですよね。
別に派手にする必要はないと思いますけど。
派手で難しい政策も重要だとは思いますが、
今の日本は、基礎を健全に立て直した方が、
良い政治ができるようになると思うんですよね。
例えば、投票率を80%以上にするのが公約です!
っていう公約はありだと思いますけどね。
結果もわかりやすいし、
投票率が上がれば組織票が弱るので、
民意が選挙結果に繁栄されやすくなって、
面白いとおもいますけどね。