ID-0(アイディーゼロ)第1話を見た時は、正直微妙だった覚えがあったのですが、
今はSFストーリー好きな方には、かなりオススメのアニメだな、と思います。
最近のアニメは少なくとも3話まで見るのが、基本ルールなのかと思っております。
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第1話を見たとき、厳しいかも?って思ってしまった
初めて1話を見たとき、このアニメ大丈夫かな・・?
って思ったのを、どうしても強く覚えていて、
理由を探るため、第1話を見直してみました。
原因がわかりました
原因は、最初の1分程度の部分。
テロップが流れて
掘削機が穴を掘る部分。
この1分程度の部分だけが、違和感ありありでした
なぜ違和感ありありなのかの理由
- アニメなのにテロップで説明しているのがなんだかなあ
- 掘削機のアップが手抜きの絵に見えた
私が好きではなかった理由は、この2点です。
同時に合わさっていて相乗効果があったのかもしれません。
それが尾をひいて、しばらくの間大丈夫かなあこのアニメ・・って
思いながら3話くらいまでひきずっていました。。
冒頭のテロップが苦手な理由
最初に説明書を読まないタイプなので、
なんでアニメなのに、文字で説明されてるの?
動画見たいんだけど、動画はよ!みたいな感じです。
最近ソーシャルゲームが流行ってますけど、
一部のストーリー性で集客しているゲームではない場合、プレイヤーは説明ページ読まない人多いです。
とりあえずやってみてから考える。という人は肌感で7割くらいいるんじゃないかと思ってます。
もちろんプレイヤーの中には、説明文の詳細まで熟読し、
その隙間を狙ってくる猛者もいらっしゃいますけど。
ソシャゲのイベントとかでも、テキストだけ流れてると、スルーしちゃうんですよ。
キャラが面白く動いていると、見てしまう事もあるのですけど。
最近で言えば、「はねろ!コイキング」のキモ可愛い感じの動く演出とか。
ゲームなんだから、文を読みたいのではなくて
ゲームがしたいんです。というスタンスですね。
そのような勝手なソシャゲ感を、アニメにも持ってきちゃってたのかな?と思いました。
ああ、なんかアニメなのに文字流して説明してるわー。って。
動画見たいのになー。文字流れてるなーという。
ノペーっとした掘削機のブレード部分
で、その説明文字に合わせて、丸い綺麗な掘削機のアップ。
ノペーっとした。綺麗な円柱がぐるぐると動いています。
うわ、手抜きくせー絵だな。これダメかも。って思っちゃいました。
よくよく考えてみると、掘削部分とか、ものすごく丈夫なはずで、
丈夫な材質なら傷一つなくツルツルしてるのは、当然といえば当然。
むしろ、そちらの方がリアル。
宇宙ですしリアル感を出すために部分的に汚すとかリアルじゃない。
だからノペーっとしていたのかな。と。思っています。
空気もないので、近くに強い光源があると、
パキっとしたライティングになるのもリアルな気がしますし、
すごくリアルにこだわってるんだなって感じました。
という事で、確かに第一話の初見が微妙だと思ったのは間違いないのですが、
今考えると、それは小さな問題で、そこで見るのをやめなくてよかった。と思っております。
話が進むにつれて、ぐんぐん面白くなっていってますから。
設定が深くまで成されている
オリハルトや、Iマシン、ミゲルネットなど、SFっぽいワードが盛りだくさん。
深い所まで設定考えて、丁寧に作っているんだなあ。
というのが伝わってきております。
公式サイト
クレアの「ID-0」用語解説
細部にこだわりを感じる動画
アニメーションも丁寧にこだわりを持って作っている印象です。
おそらく3Dアニメーションがベースになっているアニメだと思うのですが、
その特性もあり、パースを狂わせるような派手な表現はあまり感じませんが、
動きの描写が非常にリアルで細かいです。
指一本の動きにこだわっているイメージです。
ものの壊れ方1つとっても物理計算してるんだなあ。みたいなものを感じております。
あとがき
ID-0面白いですよ。
最初の1分間を超えると、絵もぐんぐん良くなって、
話も、ちょっとノリは軽いですが、設定は作り込んであるし。
安心して楽しめる良アニメです。終盤期待してます!